mint electronica

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2011年アニソン系(2010/12/下旬〜2011/12月発売分も含む)から、よく聴いた曲を振り返ってみる。

だいたい毎年、気に入った曲は再生回数100回を超えるのだが、今年の100回突破曲は23曲。震災の後かなり長い間ロクに音楽を聴く気になれない時期があった割には減ってなかった。入荷曲数1289曲、入荷枚数336枚、Top100曲で再生回数の下限が17回。というわけで、良く聴く曲はそれほど再生回数は減らなかったものの、約半分の曲を1回しか聴いてないという恐ろしい状況であり、もうちょっとちゃんと聴けよという感。ちゃんと聴かないと、実はイイ歌をスルーしている可能性が高い……。以下、再生回数100回を超えた曲リスト。上2曲は200回以上聴いてる。

1. 「moon phase」Annabel
2. 「floral blue」田村ゆかり
3. 「To Be Loved」桐生萌郁(後藤沙緒里
4. 「SHOOT!」RO-KYU-BU!
5. 「らぶこーる」中川かのん (東山奈央)
6. 「Kleinchen」mamenoi (MANYO + yanaginagi)
7. 「Authentic symphony」ちょうちょ
8. 「さよなら君の声」美郷あき
9. 「ぎゅっとして欲しいんだ」トオル (悠木碧)
10. 「Spring is here」sphere
11. 「想いはRain Rain」中川かのん (東山奈央)
12. 「ダーリンハニィ♡スィートエモーション」ララ・サタリン・デビルーク (戸松遥) & 西連寺春菜 (矢作紗友里)
13. 「親愛なる世界へ」Ceui
14. 「summer dream syndrome」るん (福原香織)
15. 「Asphodelus」Ceui
16. 「Happy Snow」るん (福原香織)・トオル (悠木碧)・ナギ (内山夕実)・ユー子 (寿美菜子)
17. 「きみがここに来る二、三の理由」アリス (小倉唯)
18. 「その闇の彼方まで」アリス (小倉唯)
19. 「苔蒸す庭」Annabel
20. 「ハミングガール」るん (福原香織)・トオル (悠木碧)・ナギ (内山夕実)・ユー子 (寿美菜子)
21. 「はるかぜの化学」るん (福原香織)・トオル (悠木碧)・ナギ (内山夕実)・ユー子 (寿美菜子)
22. 「全力少女」ももいろクローバー
23. 「Start」るん (福原香織)・トオル (悠木碧)・ナギ (内山夕実)・ユー子 (寿美菜子)

1位、Annabel。今年は特に年の真ん中あたりに、yanaginagiとAnnabelのbinariaコンビばっかり聴いていた。AnnabelのNoctilucaはめちゃくちゃ良かったし、空想活劇・弐もだいたいどの曲もかなり聴いたけどKleinchenだけはリピート回数がちょっと突き抜けていた。yanaginagiは、個人名義アルバムも結構聴いた。アルバム1枚選ぶなら「オールトの夢」がオススメ。とにかく、空想ファンタジー系では圧倒的な存在感のある二人だと思う。今年1組選ぶならbinariaの二人を選ぶ。

以下、あまりアニメの主題歌系がないのが今年の特徴だろうか。まあ、見なくなっちゃったからでもあるが……。

2位、ゆかりんあいかわらず強し。しっとりとした曲が去年・一昨年あまりなかった気がしていたが、今年はアルバムにも何曲も収録されていて個人的にはバンバンザイ状態であった。

3位、さおりん。これも暗いなあ……。春先は特に、明るい曲が全く聴けなかった時期があるので、そのあたりにずっと聴いていた。後藤(弱)と言われてしまうさおりんですが、役では明るかったり強かったりするキャラも出来るのに、歌ではやっぱりこういう方がしっくりくる。

4位、ロウきゅーぶ!で、まさかのアニメ化だったがアニメ自体のデキはともかくとして(いやわりと好きですが)、仕掛けは満点だったと言えるのでは。この曲はPVも、特にアルバム付属のダンスオンリー版が素晴らしい。

5位以下、アイドルのホンキを見せつける中川かのんアルバムから2曲入った。ハヤテのヒナギクといい、架空のアイドルアルバムでしか、昔のアイドルアイドルした世界は成り立たなくなってきている感アリ。しっとりした曲2曲が上位に食い込んできたのは完全に個人の趣味であり、「ダーリンベイビ」や「ハッピークレセント」みたいなアイドル保守本流なポップスでも魅力大爆発であった。

ここでちょっとランキングの順番からはそれるが、アニメからと言えば、Aチャンネルから6曲ランクインしているのがすごい。1話を見た時には全く想像できなかった展開。途中で見るのをやめていたのだが、どこかで悠木碧の「ぎゅっとして欲しいんだ」を耳にしてイッキにBlu-rayを(キャラソン目当てで)買うという展開に。で、見てみたら結局ずぶずぶハマってしまったので、音楽の力って素晴らしいというかコワイというか。悠木碧は、いままでずっと地道に応援していて曲もちゃんと買ってたのに、わざわざ自分の買ってないところで大躍進しなくても……と最初はちょっと思いましたが感謝します。4人組で歌っているのもどれもよくて、特に「Happy Snow」の見せる圧倒的なユーフォリックな感覚がね。やられました。

7位8位、「ましろ色シンフォニー」の歌が2曲。作品的には、期待していたほどの完成度には至らなかったものの(期待しすぎるレベルで期待してたからだが)、まずまずの佳作で、曲も作品のテイストに大きく貢献していた。「さよなら君の声」は、夏のCooRieのライブでセルフカバー版を聴いた時に衝撃を受け、そのまま美郷あき版を買いに走ったのだが、rinoファンも美郷あきファンも納得の名曲であった。

10位、Sphereととまっちゃんキャラクターソングが入っている。「Spring is here」は、春先の心が完全に折れていたときに非常に支えになっていたアルバムだった。再生回数100回のちょい下あたりに他の曲もほぼまんべんなく入っている。4月のあの大変な時期にライブを決行したのは大丈夫かとも心配したのだが、そこでライブを決行する勇気にも感動。

13位とその下に、Ceuiさん曲が2曲。今年は本人名義のインディーズ活動がメインだったが、春先にぽっと出たユースティアのOP/EDは名曲だったのでは。秋新番では久々に主題歌も歌っていて、来年春にはセカンドアルバムも出るようなので楽しみ。

最後、17位以下、なぜか本編ほとんど見てなかった「神様のメモ帳」キャラソンと、なぜかこれも突然YouTubeで見ててハマってしまったももいろクローバー。声優の小倉唯のほうがいかにもアイドルなカンジであり、本来アイドルのはずのももいろクローバーがあんなガチなテイストなのが面白いといえば面白いか。小倉唯はあの特徴的な声を活かせば大ブレイクする可能性大。楽しみである。

というわけで、来年はもうちょっと買う枚数減らしたいなあ、と思っているが毎年同じ事を言っているので望み薄な予感。