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mint electronica

アニメ/マンガ/そっち系音楽/などなど

2014年アニソン系(2013/12/下旬〜2014/12月発売分も含む)から、よく聴いた曲を振り返ってみる。

うわあ、気がついたらもう2015年の秋になっていて、書こう書こうと思っていた2014年によく聴いた曲のエントリを書くタイミングを完全に逸しているのであります。でも、いままでずっと(前のblog時代を含めると10年以上)書いてるのに2014年で止まってしまうのももったいないので、記録してあったデータを元に忘備録的に書いておくことにする。再生回数100回突破が19曲ということで、それほどどっぷりはまった曲はないけど、上位はかなり聴きこんだ、そんな年でした。というわけで、まずよく聴いたアルバム5枚を選ぶと……と例年ならアルバムを列挙するんだけど、驚いたことに2014年は「アルバム」という形でまとまったもので良く聴いたものがほとんどなくて、「Talk」AnnabelくらいなのでTop5が選べない状態になってしまった。別に不作というわけではないと思うんだけど、シングルリリースの集合体としてアルバムを捉えるような作品が多くなってくると、アルバムは単なるパッケージ(しかもお徳用パッケージ)でしかなく、アルバムでしかない何かというものは段々なくなってしまっている(まあこれもずいぶん前からの傾向で今更)という状況ではある。とはいえ、コンセプチュアルな展開がないかというともちろんそんなことはなく、しかしバンド的なものではなくもっと大きなプロジェクト的なものになっているように思う。アニソン系で声優さんを使って展開しているものだと、なおさらそういうものが多くなってきているように見えるのは、恐らく大規模アイドルグループ的なものを咀嚼し生かしていこうとすると自然にそういう方向になるからだろうか。

というわけで、2014年絶好調だったのは前年から引き続き「ひなビタ♪」プロジェクト。1期完結して今後どうなるのかと思ってたが、新たに都会から越してきたアイドル2人組「ここなつ」を加えてきた。ストーリー展開上、主人公たちのバンドである「日向美ビタースイーツ♪」としてだと演奏できるジャンルに限界があったという問題があったのだが、別のキャラクターを追加することでEDMも追加して、その影響という形でさらにバラエティ豊かな世界観を生み出すことに成功した。ぼるる(byめうめう)こと「Sound Voltex」というある意味ジャンルなんでもありな音ゲーに向けて展開する必要があったという外部要因はあったとは思うが、純粋に新たな音楽展開としても素晴らしかった。その結果、2014年再生回数1位が「キミヱゴサーチ」小澤亜李・日南結里、2位が「温故知新でいこっ!」日高里菜山口愛、となりました。前者のカワイイエレポップ度、後者のノスタルジー色の強いエレボッサ、違うようで響き合っている組み合わせでホントに素晴らしい。しかしこれだけでなく、このプロジェクトから出てきた曲は全体的にどれもよかった。音ゲー系のアニソンは他に山ほどあるけど、純粋に音楽として一番力が入ってるのはひなビタ♪だと思うので、売れてほしいなあと心底思ってるのですが、売れるかどうかは音がイイかどうかとあまり相関がないのでそのあたりちょっと複雑な心境。

次に、2014年はいよいよ本格的なメジャー活動に向けてシングルを連発した悠木碧。シングル「ビジュメニア」「クピドゥレビュー」、どちらも充実した内容ではあったが、2013年までのようなマイナーアーティストにだけ許される独自路線は一旦お休みということもあって、ちょっと自分的には惜しいなあと思う部分も。「プチミレディ」の活動もあわせて、よりメジャー指向になっているので、ここで一段ステップアップすると、今後フリーハンドがより得やすくなるかなあと思いつつ。

2014年はわりとストレートなEDM系のアニソンがなんかすごい増えたなという印象もあって、次に来るのが「ほほ笑みモード」花澤香菜。前にはやみんにはキレイ系ハウスがぴったりあってるっていう話をしたことがあったけど、このシングルのこれと「Timeless」はホントにばっちり決まっていて、花澤さんの声質は電子音が求めて得られなかった最後のピースではないかとすら思うレベルです。これだけ真夜中にループで聴いてたいレベルでした。エレクトロニカ色が強いというと、やなぎなぎもシングルB面曲で良曲を連発していて「インテンション・プロペラント」は、前年にリリースされた「mnemonic」とあわせてひたすらループしてました。やなぎなぎは何でも歌える人だけど、昔からの個人作品ファンとしては、こういうマイナー色の強い曲のほうがらしさが出ていて好きなんですよね。 

更に2014年は、一人のアーティストにキャラソン全部委託してテクノポップだけで押し切るというすごいプロジェクトも生まれていて、ええもちろん「トリニティセブン」の劇伴およびキャラクターソング。TECHNOBOYS PULCRAFT GREENFUND以外の何者でもありません。お前はYMOか!80年代か!という良曲が連発。原由実内田彩による「BEAUTIFUL≒SENTENCE」、佐倉綾音村川梨衣による「SHaVaDaVa in AMAZING♪」ともに、元ネタが好きならばっちりわかるくすぐり多数、歌詞にも仕掛け多数、もちろん作品にもきっちり寄り添って、声優ファンならさらにモエモエ出来てしまうという死角なしのキャラソン群・サントラ楽曲群でした。どうやら、監督さんがアーティスト側を信頼して全てをお任せにしたということなので、制作側の強い信頼関係があって成り立つものだったと思います。恐らくほかですぐこれをマネできるとも思えないし、する必要もないと思いますが、出来ればこういう作品が年に1つあったら嬉しいなと。

さて、その他はハマった作品にあわせての主題歌・キャラソンもしくはその逆(キャラソンが良かったので作品にもハマる)という毎度ながらのパターンです。自分的には2014年Top3に入る作品「ハナヤマタ」からOP「花ハ踊レヤいろはにほ」ED「花雪」が5-6位。仲良くループ再生しているので順位も同じくらいになるのは当然。そこから、去年から更に躍進したfhanaによる天空のメソッドOP「星屑のインターリュード」やウィッチクラフトワークスOP「divine intervention」、壮大な音楽が作品を彩った(が最終的には作品に裏切られたと思いますが……)「ホシトハナ」照井春佳三森すずこ内山夕実黒沢ともよ長妻樹里IOSYSによるアッパーな楽曲が作品のノリとぴったりあっていたディーふらぐ!OP「すているめいと!」イオシスjkガールズ、これまた混戦極まる日常系アニメ界を制したごちうさOP「Daydream cafe」佐倉綾音水瀬いのり種田梨沙佐藤聡美内田真礼、音楽や絵作りはスタイリッシュで良かったけどなんか作品がそれにうまくあわせられずに迷走した感も強い「魔法戦争」からOP「Born to be」ナノ、少年誌ラブコメとしてはあまりやりすぎずにいいカンジのコメディとしてまとまっている「ニセコイ」からEDキャラクターソング「リカバーデコレーション」花澤香菜、あたりが再生回数100回オーバーとなりました。

その下には、2014年に突然大好きになってしまったミュージックレインからの新たなる刺客TrySail関係から入った、アイドルマスターミリオンライブ系の声優さん(天ちゃん、もちょ、ナンス、ころあず、ぴょん吉……にプラスして元から好きだった小岩井ことり、種ちゃんなど)の「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE」系楽曲とか、なかなか意外性のあるラインナップでよかったですね。アイマス系としては今までと毛色が違っていてランティス系だったりするのも好感度高し。今までのラインナップが悪いわけじゃもちろん全然ないけど、個人的にはランティスのなんでもアリなプロデュースはアニソンの自由度を生かしてやっているなーと高く評価しているので、うまく機能していると感じています。

てなところが2014年の振り返りで、まあまとめを9ヶ月放置するくらいには、まとめにくい年ではあったのですが、転換点をカンジさせる年ということもあり、あとで考えるとあそこで色々あったなーと感じるような年であるようにも思います。まあ、いいかげん年に1000曲買う生活を続けていていいのかというそういう部分も含め……!だんだんメジャーレーベルの支配力が高くなっているアニソンマーケットですが、今後もいい意味でのなんでもアリ感をなくさないで欲しいなーと感じた2014年でした。

 

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