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mint electronica

アニメ/マンガ/そっち系音楽/などなど

2012年アニソン系(2011/12/下旬〜2012/12月発売分も含む)から、よく聴いた曲を振り返ってみる。

今年は正直、あまり再生回数が伸びなくて、100回突破曲も大幅減の11曲、Top100の下限は13回ということで、全体的には自分にとって不作の年だった。アニメも更に見なくなっちゃったし、入荷曲数も926曲・239枚と前年比30%減くらいだったので、どちらかというと受け手側の問題だったような気もする。そんな中、再生回数100回突破した11曲は……全部悠木碧!以下、今年のTop30です。

 

1. 「回転木馬としっぽのうた」悠木碧

2. 「ハコニワミラージュ」悠木碧

3. 「Night Parade.」悠木碧

4. 「撃槍・ガングニール」立花響 (悠木碧)

5. 「帰想本能 feat.悠木碧」DECO*27 feat.悠木碧

6. 「ジェットコースターと空の色」悠木碧

7. 「Baby Dolly Alice」悠木碧

8. 「時計観覧車」悠木碧

9. 「シュガーループ」悠木碧

10. 「ハコニワソレイユ」悠木碧

11. 「私ト云ウ 音響キ ソノ先ニ」立花響 (悠木碧)

12. 「crossing field」LiSA

13. 「ハネ・ウタ・アイ・ヒト」釘宮理恵

14. 「キミのもとへ!」京乃まどか(石原夏織)

15. 「sympathia (EX)」三澤紗千香

16. 「Amorossia」Ceui

17. 「ラストシーン (cut: B)」感傷ベクトル

18. 「♪の国のアリス竹達彩奈

19. 「ストロボライツ」感傷ベクトル

20. 「白くやわらかな花」やなぎなぎ

21. 「ゆびきりCalendar」ゆいかおり

22. 「Saint Bleu」新居昭乃

23. 「TRY UNITE!」中島愛

24. 「Heavenly Lover」石原夏織・佐倉綾音・竹達彩奈大亀あすか日高里菜

25. 「シルク」感傷ベクトル

26. 「ヒトツノネガイ」織田信奈 (伊藤かな恵)

27. 「ウェイカッ!!」ゆいかおり

28. 「none」感傷ベクトル

29. 「PON de Fighting!」小倉唯

30. 「オレンジ」釘宮理恵

 

1位から11位まで、全部悠木碧、あおちゃんが全部もっていきました。昨年末にソロデビューが発表されて、「Aチャンネル」「GOSICK」でキャラソン大活躍してたこともあって大期待してましたが、まさかのbermei.inazawaとDeco*27とのコラボレーションがいい方向に作用して、(聴く人を選ぶアルバムではあったものの)ハマればどっぷりなモノになってました。リード曲の「回転木馬としっぽのうた」は、猫をモチーフにしたメルヘンチックで圧倒的にユーフォリックな可愛らしい歌……であるにもかかわらず、駆け上り駆け下りる音のそこはかとなく不安げなモチーフのせいで、子猫と飼い主の間にある純粋な愛情を描くというよりもむしろ、「子猫」寺田寅彦が言及するような、人間におけるその不在すら示唆してしまうような音楽になってしまっているような感すらあるわけでして、普段のべるめいさんの行状からすればシカタガナイ……というかまあ、素直にスバラシイ点であったといえましょう。「Night Parade.」のダークファンタジーっぷりのほうがかえって素直に聴ける分、闇は深くないとすら言えるような気もします。こういった歌に引きずられて「Baby Doll Alice」みたいな曲ですら怖くなってしまっているのですが、声優の歌らしい、一つ一つの節にそれぞれキャラクターの演技が表現されているようなアルバムになっていて、声優さんが歌を歌うという必然性が感じられる作品でした。来年は、満を持して本命登場といいますか、新居昭乃楽曲による2ndミニアルバム「メリバ」発売ということで、引き続き強く期待していきたいアーティストです。あおちゃんかわいいよあおちゃん(結局それか)。それと、シンフォギアのキャラクターソングが2曲入っていて、いやほんとシンフォギアは正直作品としてはどうかと思う部分が色々なくはなかったのだが、歌はホントどれも良かった。まさかの2期もあるようなので、今度は作品クオリティも頑張っていただきたい。

 

以下、今年もあまりアニメの主題歌系がない、というか去年以上にないんだけど、どれだけ見てないんだっていう。12位、SAOから入った「Crossing Field」は、作品を象徴する歌になっていた。OP主題歌はあと23位にラスマス・フェイバー節炸裂で中島愛の「TRY UNITE!」と、24位になかいもの「Heavenly Lover」が入ってるだけ。「TRY UNITE!」は高揚感・疾走感、アニメ主題歌に必要な全部が入っていて、またOPの映像がまた素晴らしくて、これだけで名作の予感なんだけど実際は外しちゃったようでザンネン!「Heavenly Lover」は、なかいも見てないのにランキングに入ってくるだけの押しの強さがありました。スペシャルED曲として使われた20位の「白くやわらかな花」も、あの暗い作品のテーマの底を支える歌。この歌があってよかったねという。

 

13位、声優からのアーティストデビューでは最後発群といっていい、釘宮理恵のデビュー作より「ハネ・ウタ・アイ・ヒト」。30位の「オレンジ」とあわせて、やりたい事とクオリティが兼ね備えられていて良かった。発売イベントでは、そのヒキコモリパーソナリティが炸裂していて面白かったですが、あまりひきこもってないで、今後もコンスタントに活動していって欲しい。

 

14位に入った「キミのもとへ!」は、ラグランジェキャラソンでした。ラグランジェ結局見てないけど、キャラソンはどれも良かった。そしてそれ以上に、今年はゆいかおりの年だった!この曲以外にも、21位「ゆびきりCalendar」27位「ウェイカッ!!」29位「PON de Fighting!」と二人のソロとコンビ曲など仲良く4曲ランクイン。正直2011年まではアイドル売り一辺倒な感もあって、どういう方向を目指しているのかよくわからない部分もあったんだけど、今年は去年以上に二人とも声優としてもかなりステップアップしてきたと思うし、リリースのクオリティも順調に上がっているので、来年以降も伸びていって欲しいアイドル声優です。

 

15位、この曲がなかったら芸人声優路線一辺倒だった三澤紗千香の「sympathia」。アクセル・ワールドでは棒扱いされていたけど、ホントは、歌も演技ももっとうまい人だと思います。来年は禁書目録の劇場版で歌と主演もするし、ラジオでの面白さをキープしたまま声優活動もうまく回れば、実は大化けが見込めるのではないか。

 

16位、今年はこれだけのCeuiさん「Amorossia」。ちょっとここ2年くらい活動の方向性が変わっていたのであまりランクインしなくなってるのだけど、この曲は昔の路線を今の力の入ったアレンジで聴かせるようなところがあって良かったです。年末にはいままでのリリースを集めた新アルバムのリリースもあったし、3rd albumまでで今までの活動を総括したので、次にまた新しい方向性が見えるといいな、ということで。

 

17位以降、何曲も入っている感傷ベクトルは、あまりアニメ系というわけではなく、むしろ同人音楽シーン(M3)から出てきたJ-Rock新人という方向だけど、漫画家と脚本家のユニットで、漫画的演出のPVを作ってきたりしたということで敢えてこちらに。非声優系アーティストでは今年出逢った中でトップでした。男性ボーカルがこんなに入ってくるのは珍しい。17位「「ラストシーン (cut: B)」、19位「ストロボライツ」、25位「シルク」、28位「none」、どれもドラマ性がある曲に、マンガでのバックグラウンドストーリーがあって、さらにボイスドラマが加わってより厚みが加わって。キャラソンの持っている良い側面を、逆輸入して持って行った感がありますね。但し、今回は「シアロア」という世界観での完成度がプラスされていたけど、そこから離れてまた新しい何かを作るとなるとどうなるのか、というところはチャレンジな気がしています。次のリリースがどうなるのか、期待半分、不安半分、みたいな。

 

18位、これまた今年新しくアーティストデビューした竹達彩奈2ndシングルから「♪の国のアリス」。これはまあ、もうバックを固めたアーティストが豪華すぎで、それが無駄になってなかったから良かった。1stは正直ピンとこない部分もあったんだけど、2ndは疾走感のあるピアノロックに、本人の一生懸命さというベクトルが乗ったので良かった。その上、バックの演奏だけでも充分満足できちゃうくらい演奏が良かった。この路線でアルバムも期待したいレベル。とはいえ、3rdはまた別の方向性みたいなので、それはそれで楽しみです。

 

22位、今年久々のアルバムリリースだった昭乃さんから「Saint Bleu」。単曲だとこの順位だけど、間違いなくアルバム全体トータル再生時間では一番長い。アルバム2枚同時リリースで、曲数が多かったので再生回数もばらけちゃったのが痛かった。あいかわらずのワンアンドオンリーっぷり。来年もリリースが見えているので、このまま毎年1枚のペースでアルバムを出していただきたい………がさすがにそれは難しいか。ライブ盤でも、ライブアレンジでもスタジオ盤でも、出そうと思えばいくらでも出せるだけに、この寡作っぷりは惜しい。

 

最後、26位は今年あまり入ってこなかったキャラクターソングの中、パンチ力で勝負、織田信奈の野望から伊藤かな恵「ヒトツノネガイ」。キャラソンは、なんだかみんな普通に上手くなっちゃってかえって面白みが無くなっちゃった部分が正直あって、だからこそ上手いというよりももっと何か訴えかけるものがある方が繰り返し聴くんだよー。織田信奈の野望のキャラソンも、わりとどれも良かったんだけど、オレは敢えてこれを選ぶぜ!

 

というわけで、2012年、見てない聴いてないという割には言うほど総再生時間の減らなかったアニソンキャラソン、来年は果たしてどうなっちゃうのか!入荷数が前年比30%減が続いたら大変だぞ。っていうか、もとからそれくらいにしとけっていう話もあるが。トレンドとしては、今年はだいぶiTunesへのシフトが進んだんだけど、ジャケットとかブックレットとか考えるとむしろアニソン系のほうが移行しにくいんだけど、キャラソンばら売りだとだいぶコスト圧縮出来るというのもあってせめぎあい中。まあ、好きになれる歌がいっぱい発売されたら、コストなんて関係ないんですけどね。